弁護士の猛反対を無視し、社名に「アクティビスト」を名乗った理由

desk-3076954_1920.jpg個人会社だから好きにしてよいとはいえ、私は社名を「マンティス・アクティビスト投資1号株式会社」にしました。正直、弁護士には、「(アクティビストには)ハゲタカのイメージがある」と止められたのですが(笑)、私がこれにこだわりました。

理由はとてもシンプルで、株主は「物を言う」のが本来は当然だから、と思うからです。政治選挙の投票とちょっと似ていて、市民は投票を通じて政府に「声を届ける」のが本来は当たり前のはずです。会社の資本リスクを負っているのは経営者ではなく株主なので、対話や議決権行使を通じて物を言うのが普通であってほしい、という信念からでした。

そういえば、マネックスグループの松本社長も、「マネックス・アクティビスト・ファンド」の名前をつけるときに上記と似たような思考や葛藤があった、と聞いた覚えがあります。

企業の将来を度外視して株主還元を迫るハゲタカ行為ではなく、オーナーが経営側を適切に律することで投資価値保全を図るのが本来のアクティビスト。世間にアクティビスト投資家が個人・法人でどんどん現れ、「アクティビスト」という言葉が死語になれば本望です。
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プロフィール

金武偉 / Will Kim

Author:金武偉 / Will Kim


マンティス・アクティビスト投資1号(株)代表

ミッション・キャピタル(株)代表

過去の略歴:
2000年 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業

2001年 ゴールドマン・サックス証券入社

2003年 JPモルガン証券に転籍

2005年 ボストン大学ロースクール入学

2008年 ロースクール卒業。ニューヨーク州弁護士としてウォール街に本社を置くサリヴァン・アンド・クロムウェル法律事務所入所。米国の会社法・証券取引法を専門

2013年 ユニゾン・キャピタル入社

2014年~複数のフィンテック・AIベンチャー経営参画後、投資活動への専念を決意

2018年 インパクト投資に特化するミッション・キャピタル(株)設立。代表取締役就任

2020年 上場企業アクティビスト投資に特化するマンティス・アクティビスト投資1号(株)設立。代表取締役就任

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